家庭内事故事例の動画集
プールの排水口事故予防のためのソフトウェアはコチラ

img.jpg

家庭内事故事例の動画集

子どもの事故は、子どもの身体や心の発育段階と関係があります。
例えば、「はいはい」ができるようになるまでは、主に寝返りによるベッドやソファーからの転落の事故が多いです。
発育して、「はいはい」ができるようになると、転落に加え、自分で移動できるようになり、床に置いてあるものを誤飲したり、火傷したりするようになります。
さらに発育して、歩けるようになると、行動範囲や手の届く範囲が広くなり、テーブルの上にあるもので火傷や誤飲するようになったり、階段などの高い所から転落するようになります。
また、好奇心が旺盛なことや、大人の行動を真似したがるということも事故の原因となります。

このように、子どもの身体と心の発育段階と事故には関係があるので、それぞれの発育段階に応じ、どのような事故が起きるのかを知っておくことは、子どもの事故を防ぐ上で重要です。
ここでは、それぞれの発育段階ごとに、実際に起きた事故のデータを分析し、特徴的な事故や件数が多い事故に関する事故シーンのイメージ映像がご覧頂けます。

以下の円グラフは、国立成育医療センターでの聞き取り調査による発育段階ごとに分類した事故の件数の割合です。
なお、イメージ映像の作成には、科学技術振興機構戦略的創造研究推進事業「事故予防のための日常行動センシングおよび計算論の基盤技術」よって開発された技術が利用されています。また、イメージ映像は、株式会社ベネッセコーポレーションと独立行政法人 産業技術総合研究所が共同で作成しました。

寝返りができる時期
グラフ

寝返りができる時期

寝返りができる時期の子どもは、ベビーベッドの柵の閉め忘れたことや、
一時的にソファーや大人用のベッドに寝かせたことによって、
寝返りをしたときに転落してしまうという事故が多いです。
(以下の画像をクリックするとイメージ映像がご覧頂けます。)

●その他、この時期に多く見られる事故の例


おすわり・はいはいができる時期
グラフ

おすわり・はいはいができる時期

はいはい・おすわりの時期になると、様々なものに興味を抱くようになり、
興味を持つと視界が狭くなり、ソファーなどの高いところの上にいるときでも、
床に置いてあるおもちゃに興味をもって取ろうとして転落する事故が増えてきます。
また、灰皿の中のタバコ、コイン、おもちゃなどを誤飲したり、
お母さんを追いかけて行って、階段から転落してしまう事故も起きます。
(以下の画像をクリックするとイメージ映像がご覧頂けます。)


●その他、この時期に多く見られる事故の例


つかまり立ち・伝い歩き・よちよち歩きができる時期
グラフ

つかまり立ち・伝い歩き・よちよち歩きができる時期

つかまり立ち・伝い歩き・よちよち歩きの時期になると、
小さなものやものがなくともつまずいて転ぶ事故が増えてきます。 また、立つことによって手の届く範囲が広がるため、テーブルのタバコを誤飲したり、 コーヒーの入ったマグカップを倒して火傷したりします。 また、自分で階段などの高いところに上ろうとして転落してしまうことあります。
(以下の画像をクリックするとイメージ映像がご覧頂けます。)


●その他、この時期に多く見られる事故の例


ころばずに歩行ができる時期
グラフ

ころばずに歩行ができる時期

ころばずに歩行ができる時期になると、自分一人で高い場所に上ることもできるようになり、
階段から転落したり、ソファーの上で遊んでいて転落する事故が増えてきます。 また、安定して立てるようになり、高い位置の引き出しを開けて薬を誤飲する
といった事故も起きます。
(以下の画像をクリックするとイメージ映像がご覧頂けます。)


●その他、この時期に多く見られる事故の例


走ることができる時期
グラフ

走ることができる時期

走ることができる時期も引き続き、転倒や転落といった事故は多いですが、転倒の際に、口にくわえていたストローや歯ブラシが喉などの刺さるといった複合的な事故も起きます。さらに、走り回って遊んでいて柱に衝突したり、飛び出して他の人が開けたドアに衝突する事故が増えてきます。
(以下の画像をクリックするとイメージ映像がご覧頂けます。)


●その他、この時期に多く見られる事故の例


TOPに戻る

事故事例の動画は、今後、月齢に応じた分析やイメージ映像を追加していく予定です。